酒造りのこだわり
水にこだわる
当蔵の酒造りでは、桜清水に代表される信州更科の湧水「八幡の七清水」を主水源とする良質な水を使用しています。
当地の小学校の校歌に七頭と歌われ、弁天清水、嘉瀝清水、桜清水、小瀧清水、山ノ神清水、大明神清水、頭無清水があります。
桜清水は当蔵を訪れた東郷平八郎元帥に「天下第一泉」と命銘され、明治天皇にも献上されました。
この七頭の湧水は棚田を潤し、稲を育て、冬季には当蔵で酒造りに用いられています。
添加物を一切用いずに醸される当蔵の酒は、良質な水が命です。
「酒を造る米を育てた水」と「酒造りの仕込み水」、同じ水を使うことで健全な醗酵がすすみ、悪酔いしにくく水晶のようにまろやかなお酒が生まれます。
日本醸造協会 分析結果(PDF)
米にこだわる
当蔵のお酒は地元の棚田をはじめとした長野県産米で醸される「信州産の純米酒」です。
仕込み水で育った原料米、これが我々の理想です。
大事に育てられたお米から醸される大切なお酒だからこそ、廃糖蜜から製造される 醸造アルコールは混ぜたくありません。
造にこだわる
当蔵では医食同源の思想のもと、健康に配慮した酔い覚めの良い次の日に残らない酒造りを目指しています。日本酒造り千年の伝統と知恵を継承し、文化を伝承する事で健康に貢献できると考えています。
日本酒造りの基本は、添加アルコールや酵素剤等の化学薬品は一切用いない「酒母立て、丸米、三段仕込」の伝統的製造技法にあります。
伝統技術を守り進化させる事で、完全発酵による混入物など一切ない、安心・安全のお酒を造り続けています。
弊社では近年、外部からの冬の間だけ酒造りに来ていただくといった、旧来の杜氏制度をやめ、自社社員による酒造り体制に移行いたしました。
これにより、酒造りの要である仕込みはもとより、貯蔵、熟成を含めた商品管理、お客様の声を生かした商品開発など、一年を通しての取り組みが可能となりました。これらの取り組みは、着実に酒質向上に繋がっています。
これからも、まだまだ成長し続けます。
ご期待ください。
貯にこだわる
日本酒は熟成のためにタンク内で貯蔵し熟成後、アルコール度数を整えてから瓶詰し商品として出荷されます。
一部の製品では搾った原酒を1升ビンに詰めてから瓶燗し、低温熟成により酒質を向上させるため、-5℃の冷蔵庫で一定期間貯蔵しています。
この低温長期間貯蔵により香りや味わいが整い、商品として納得して出荷できるまで、寝かせる事が可能となっています。
また、一部商品では商品完成後も冷蔵庫に保管して熟成が進みすぎないようにし、お客様が飲まれる頃に美味しく召し上がれるように調整しております。
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